2018年11月から始めた徒歩通勤も早5ヶ月が経過した。
日数にして約150日、距離にして約500km。
文字通り地道に1歩1歩積み重ねてきた結果を数字で見るとなんだか感慨深い。
最初のきっかけはなんだったのかもはや思い出せない。
歩いて会社に行くことが「当たり前」になっている自分が誇らしい。
いつの間にか「習慣」になっていた。
最初の頃は「車で行こうかな、どうしようかな」とか思っていたのに、今では全く自動車のことは頭にない。
しかしながら5ヶ月目にして初めて「膝の痛み」を感じるなど、ちょっと嫌なこともあった。
ということで、徒歩通勤5ヶ月目117.6km歩いた(少しランニングも)感想を書いていく。
1ヶ月に100km歩くと自信になり、走る意欲が出てきた

一つの目安として、1ヶ月に100km歩くという目標がある。
会社の営業日数が月に大体20日あって、片道2.5km、往復5kmの距離。
単純計算で通勤を全て歩いて通勤すれば100kmになるからと言う理由だ。
休むことなく、サボることなく歩けば達成できる数字。
1ヶ月に100km歩くということは、自分に厳しく出来たということ。それは自信につながる。

ちなみに2019年3月に歩いた距離は228,525歩だった。
1日あたり7,365歩歩いている計算になる。
よく1日1万歩は歩くと良い、とか1日8,000歩は必要だとかいうのを聞く。
2018年9月に更新された「「1日1万歩」は必要ない?8・2の法則で健康的なウォーキング!」という記事を発見した。
- 健康維持には1日8,000歩、早歩き20分
- メタボ解消には1日10,000歩、早歩き20分
- 健康に重要なのは運動の「量」と「質」
- 健康の為に一番大切なのは「続けること」
- 平均で8,000歩でいい。
徒歩通勤をしていても1日8,000歩に満たないというのは驚きだった。
「1日1万歩」は必要ない?8・2の法則で健康的なウォーキング!
(ちなみに別サイトだが、1日2万歩を歩いて起きた5つのことと言う記事も面白かった。
それでも、1ヶ月100km歩いているという事実が「次は少し走ってみようかな」という気持ちに繋がって、ランニングも始めた。
そうしたら今まで感じることのなかった「膝の痛み」が襲ってきたのである。
デメリット 走るのが嫌になるくらいの膝の痛み

ゆったりとしたペース、時速8分30秒くらいのジョギングをしていたところ、膝の下側のところに痛みを感じた。
膝痛というのは膝関節の痛みです。この小さな関節に体重の負荷がかかりますが、つるつるしている軟骨が摩擦をやわらげたり、靭帯や筋肉のサポートで衝撃を和らげています。
しかし、加齢による骨の新陳代謝の低下や軟骨へのストレスで膝痛が起きてきます。軟骨へのストレスとは冷え、肥満、過去のけが、O脚やX脚、運動や仕事による膝への負担、筋力の低下などです。とくに脚の内側の筋肉が弱くなってくると、膝関節が不安定になり、膝痛の原因になります。
サワイ健康推進課より引用
軟骨や靭帯、筋肉のサポートで体重を支えきれなくなって、膝の関節が痛む。それが膝痛の正体。
脚が地面に着地するたびに膝に鈍い痛みが走り、とてもじゃないけど走り続けることなんて出来ない。
これは30代後半になって初めての体験だった。
自分では若いと思っていても肉体は確実に衰えている。その事実を突きつけられたのだ。
念入りにストレッチをしてから走ること、歩くより遅いくらいのゆっくりしたペースで走ることで膝の痛みは抑えることが出来た。
たくさん歩いているからこそ起きた膝の痛みなのだと信じたい。(切実)
徒歩通勤5ヶ月目で体重は63.1kg、体脂肪は16.1%

Recスタイルというアプリで体重の変化を記録を始めた。

基本的にお風呂に入る前に服を全部脱いだ状態で計測している。
体重計はTANITA BC-714体組成計という機種を愛用している。
体脂肪が図れるのでこの機種を購入した。

最初の19.8%近い数値は誤作動なのではないか?と思った。
いくらなんでもたった10日かそこらで3.7%も減少することは無いだろう。
徒歩通勤を始める前はマックスで体重は69.5kg、体脂肪は25%という数値を叩き出した。
そこから考えると確実に成果は出た。(身長は170cm)
写真が無いので証明のしようがないのだが、足全体は確実にスリムになり、ピッチピチだったパンツが今では若干余裕があるくらい細くなった。
特に太もも全体が一回り細くなったんだよ。
まとめ 歩くことを生活に組み込む「仕組み」が徒歩通勤
転職してから始めた徒歩通勤がもたらした膝の痛みと体重、体脂肪の減少。
「歩くこと」を続けることで確実に身体に変化が起きるということ。
自分自身の体験として理解できたことがとても嬉しい。
やれば出来る。やらなきゃ出来ない。
ごく当たり前のことですが、「やり続ける」ことが今まで出来なかった人間が、徒歩通勤をきっかけに「続ける」ことが出来ている。
「続ける仕組み」=「徒歩通勤」
物凄くシンプルだが、効果は抜群
これからもずっと、定年まで歩き続ける。
