音楽CDや、ダウンロード販売にお金を使ったことは最近ありますか?
2017年からSpotifyを使うようになって、「音楽を買う」という行為をめっきりしなくなったサニーです。
そんな僕が久しぶりにiTunesでダウンロードで「お金を払って」まで購入したのが宇多田ヒカルの「あなた」
買ってまだ2日なのですが、鬼リピート中です。
現在のところ、2018年のNO.1です。
歌詞が一部の名詞以外全て日本語なのがとても良いです…!
この記事を読んでくれているあなたが「あぁ、いい曲だな」と感じてもらえたら幸いです。
iTunesで音楽をダウンロードしたのは1年ぶり以上
「いい曲だから」という理由で片付けるのは簡単なんですが、いい曲だなぁと思う曲は沢山あったわけで。
CDレンタルはそれなりに沢山していましたが、そういえば以前ダウンロードで音楽買ったのはいつだっけな?と思って調べてみました。
iTunesのストア→ミュージック→購入済みで調べてみることに。

僕のiTunesの購入済みの画面をさらしてみます。
Jhon Butlerのアルバムを買ったのは多分2016年だったはず。
ダウンロードした理由は「Amazonに無かったから」
2015年の12月にクラムボンの「yet」を買った時以来のiTunesのダウンロード・シングル購入となりました。
「あなた」をダウンロードで買った理由は3つ

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- YouTubeで半分だけしか公開されてないから
- アルバムが出るまでとてもじゃないが待ちきれなかったから
- 単純にダウンロードでしか販売していなかったから
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YouTubeでは途中で映像が終わってしまうんですよ。
「全て公開してくれてたらもっと早く買ってた」かもしれませんし、逆にアルバムが出るまで待っていたかもしれません。
ここの所は人それぞれですが、今回は「お金を出してでも全部聞きたい!」と強く思ったのが、お金を払ってダウンロードした理由です。
シングル曲で1曲250円。これが高いと感じてしまうのが貧乏性なんですかね…?
宇多田ヒカル「あなた」の素晴らしい点3つ
1.最初のメロディーと歌声にやられた
「あなたのいない世界じゃ どんな願いもかなわないから
燃え盛る業火の谷間が待ってようと 守りたいのはあなた
作詞 Utada Hikaru
最初の「あなた」のメロディー、歌声がもう本当に最高で…
強烈に引き込まれるサビのメロディーは、僕の頭の中に何度も何度も流れ、脳内再生されるメロディーは当然のごとく口からあふれ出てきます。
同じ空間で生活している嫁さんはたまったものじゃないでしょう(笑)
「あぁーどうしよっかなーかおっかなー」と口出したら嫁さんが一言
「そんな好きなら買えばいいじゃん」
背中を押してもらった瞬間でした。
2.楽曲のアレンジも素晴らしい
コンピュータやシンセサイザーの打ち込みでの楽曲が多かったからか、バンドの演奏による楽曲がとても新鮮に感じられました。
ピアノ、ベース、ドラムに弦楽器、管楽器。
そして彼女自身のコーラスがたまらなく好きです。
3.宇多田ヒカルが語る「あなた」の歌詞の意味
あなたって、たぶん英語でいうところの「ダーリン」に近い意味があって。
他人行儀というか、距離をちょっと感じる表現でも、丁寧な表現でもあるんですけど、それをあえて親しい人に向けた時の「あなた」と言う言葉が持つ日本独特のこの奥ゆかしさとか、何か大事に思っているという気持ちが伝わる素敵なことばだな、と思って
動画のインタビューでは「あなた」という言葉について語っています。
「一つの普遍的な愛の形として、母親目線から音楽的表現をしたのはこの歌が初めてになります」と語っている。
また「死んでも手放せないほどこの世のなにかに執着することの人間らしさに共感して、自分の死後を想像して“あなた”を制作しました」とも。
2016年に8年ぶりの復帰をした宇多田ヒカルですが、インタビューにて「母親目線から」の曲と公言しています。
母性本能と言うのでしょうか、母親は自分の子供に抱く思いは、子供が居なくて男の僕にはうまくイメージできなかったのですが、この曲を繰り返し聞くとなんとなくイメージ出来るような?
宇多田ヒカル あなたの歌詞は 息子に向けたメッセージ?
歌詞を読み込むと母親の目線だろうと思われる歌詞が多々登場してきます。
一部を抜粋してみますね。
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- 燃え盛る業火の谷間が待ってようと守りたいのはあなた
- あなた以外なんにもいらない 大概の問題は取るに足らない
- この胸を頼りにしてる人がいる
- ただの数字が特別になるよ
- あなたの生きる時代が
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どんなことがあろうとあなたを守る、という決意
ただの数字が特別になる、というのは誕生日のことでしょうね。
あなたの生きる時代が=ワタシの生きる時代と同じではない=年齢が離れている
ということがわかります。
特にCメロの
何度聞かれようと変わらない答えを聞かせてあげたいなんと言われようとあなたの行く末を案じてやまない
普遍の決意が感じられる歌詞が母親の強い決意を感じました。
美しいメロディーのなかに日本語としての意味を見事に詰め込んだすばらしい歌詞です。
まとめ
僕自身にとっての「あなた」は誰だろう?
この曲を聴くとそんなシンプルな問いが浮かび上がりました。
あなたにとっての「あなた」は誰でしょう?
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参考記事 「君」から「あなた」へ――宇多田ヒカルが新曲を“あなた”と題した理由を考える