クラムボンの新曲「タイムライン」のMVが公開されました!
2017年のクラムボンモメントツアーのライブレポートの記事でも書いたのですが、本当に、本当にいい曲。本当にいい曲なので、色んな人に聞いてもらい!シェアしたい!
ということでこの記事を書いています。是非是非きいてくださいな!
クラムボン タイムライン
クラムボンのタイムラインのミュージックビデオ、歌詞、曲の感想を書いていきます。
タイムライン MV
抽象的な映像が印象的なMV。歌詞から私は自分の住んでいる街の夕焼けの映像が浮かびました。
ものすごいきれいな夕焼けの時の空模様。オレンジだったり、ピンクだったり…。「あぁ、きれいだなぁ」とついつい写メをってみたり、思わず口から言葉が出ていたり。
弦楽器のアレンジがすごく気持ちよくて、間奏の弦楽器ソロからのCメロ?が気持ちいい…そして、何より、メロディーがいい!メロディーがいい!(2回目)
タイムライン 歌詞
いつもの公園 ちょうど5時の時報
鳴り渡る空は 真っ赤な夕暮れどきボール追いかけて 遊ぶ子供たち
見守る親たち 自転車 子犬 木々平穏であれたら そんなことを願う
陰影の濃淡 映画のようで歌がきこえてる ささやかにゆれる
歌がきこえてる それぞれのタイムライン「今 空 すごいよ」出先から届く
あの人の写真 真っ赤な夕暮れどきタイムライン上には あちこちの町の
違う空模様 ピンク グレイ 群青嬉しいタイミングに 救われたりしてる
陰影の濃淡 浮かんで消えた歌がききたいの ささやかにゆれる
歌がききたいの それぞれのタイムラインいつどこでなにが起きるか わからない世界の果て
パラレルに日々はつづく つづける を つづけてゆく
広がるこの空の下 わたしもここにいるんだって思った家々 公団 町の灯がともり
鳥たちも 人も 家路へ向かいだすあのひとつひとつに 日常があって
わたしの知らない 物語があってどんな風に出逢い どんな風に別れ
どんな風に今を 見つめているんだろうまたねと手をふる 人びとの影に
葉桜そよいだ 紙吹雪のように歌がきこえてる それぞれのタイムライン
作詞 原田郁子
私は今まで好きなアーティストの曲でも歌詞カードをじっくり見る、という事はしてこなかったのですが。今回この記事を書くにあたり、読むだけでなく文字として書いて、それを音読してみました。
すると、聞いていただけでは気付かなかった点に多数気づきました…。
英語がない わかりやすい言葉
タイトルから英語やないかい!って突っ込みを入れたくなるかもしれませんが、もはや日本語と言ってもいいくらし浸透している言葉ということで…^^
あとは「ボール」「ピンク」「グレイ」と、固有名詞と色だけ。
全部日本語といってもいいのでは?
難しい言葉も「陰影の濃淡」くらいかと。
音読して気持ちいい言葉の数
これは声に出してみて初めて気づいたんですが、「声に出してみて気持ちいいリズム」になっていると思いました。
これは歌詞に英語が入っていたりすると難しいのかな?と。試しにやってみると言わんとすることがわかるかも…?
見逃していた言葉の発見
またねと手を振る 人びとの影に
葉桜そよいだ 紙吹雪のように
という歌詞があったことにただ聞いてるだけでは気づかず…
「葉桜」というところから桜の花が散った後の季節で、「紙吹雪」という言葉から風が吹いている場面という事がわかります。4月の終わりか5月の初めくらいでしょうか?
「またねと手を振る」 別れの場面。「人々の影に」 影がさしていて、別れの場面なので「夕方の風景」かと。とまぁこれだけの歌詞からこれだけの情報が読み取れたり。(あくまで私の解釈ですが)
以前松本隆さんの「風街で会いませう」というCDの初回限定に「歌詞を朗読する」というボーナス・ディスクがついていました。
松本隆の歌詞をうたと朗読で味わえる「風街であひませう」で歌詞の世界に目覚めた話

それが聞きたいのと、クラムボンが「マクロスF」の「星間飛行」のカバーをしているということで買ったのですが、その朗読CDが滅茶苦茶良くて。それから歌詞を少し意識するようになりまして。
クラムボンは「yet」という曲で「歌詞ダメ出し事件」(勝手に命名)があってから、歌詞の雰囲気が随分変わったのですが(特に原田郁子さんの歌詞)、今回の歌詞、本当になんか、伝わるなぁと。
ちなみにこの曲はベースのミトさんが夢で聞いたメロディーをそのまま曲にしたそうです。朝起きたら曲ができていたってMCで言っていました。
モメントe.p.2
全5曲のミニアルバムですが、ほかの曲もいい曲!いい曲!(2回目)
ツアー会場と、販売希望店のみの限定発売となっている模様です。
正直本当にCDを買う事は少なくなりましたが、こうして歌詞をじっくり読むことは「歌詞カード」が無かったらやらなかったことかと。
より音楽が好きになりました!ありがとうクラムボン!