ノート(随筆)

FP3級試験を受けての反省と振り返り

2020年1月に受験したFP3級試験の合格発表が2020年3月6日にある。

自己採点では合格できた(はず)ので、重い腰をあげて2級の取得に向けて勉強を始める、その前に。

「このままの勉強方法ではダメだ」と悟った。

この記事では

  • これまでの勉強法
  • これまで勉強方法は何故だめなのか

という2点を書いていく。

これまで勉強というものをほとんどしてこなかった自分だが、齢40を前にしてようやくやる気になった。

孔子も言っているように「40にして惑わず」だ。

ようやく迷うことなく「やるべきことをやる」覚悟が出来た。

伸びしろしか無いと個人的には思っている

FP3級資格試験のためこれまでの勉強法

まずはなにはなくとも教科書が必要だ。

近くの書店に行って教科書を購入した。

そして一度通して読む。

ライフプランニングやらリスクマネジメントやら金融資産運用やらタックス・プランニングやら不動産やら相続・事業継承やら。

なにがなんだかわからない。

計算式なんて覚えられる気がまるでしない。

年金の構造が複雑すぎて意味がわからない。

そんなこんなで「とりあえず」適当に読み飛ばした時点で今度は過去問をやってみた。

過去問はFP3級ドットコムというサイトの「過去問道場」をやった。

これはほとんどクイズのようなもので、主に○✗形式で出題されている。

つまり、ある程度点が取れてしまうのだ。

勉強していなくても。

そして同じ試験を何度も繰り返していれば、問題そのものと答えを覚えてしまう。

だかは、かんたんに点が取れてしまう。

そうして、「出来ているつもり」になっていった。

そして。それはただの勘違いに過ぎないということは今ではわかる。

なぜだめなのか その理由

点数はそれなり取ることが出来るが、それは只のカンや、答えを覚えているだけの話。

問われていることに対して、

  • どこがどう間違っているのか
  • 正しい答えは何なのか

をはっきりと自信を持って答える事が出来て初めて、知識が身についたと言えるわけだ。

例えばFP3級の問題では、こんな問題が出てくる。

次の記述は適切か答えよ

・税理士資格を持たないFPでも、顧客向けセミナーで、今年度の税制改正大綱にもとづいて、税制改正の概要を説明できる。

3級の場合、○✗で答える。仮に知識が無くても「できそうだから、答えは○!」

ではだめなのである。

この問題のポイントとしては「税理士資格」について。

そして税理士資格を持たないFPは

  • 有償無償にかかわらず税務相談等を行うことはできない
  • 仮の事例にもとづく計算や、一般的な税法の解説は行うことは出来る

ということがテキストには書いてある。

問題文には「有償無償」ということはどこにも書いていない。

セミナーは税務相談”等”に入るかどうかは不明。

問題文には「説明出来る」とあるので、解説にはなるわけだ。

そして税制改正の概要なので、一般的な税法と言うことができるだろう。

なので答えは「○」になるのだ。

では、何故税理士資格を持っていないと、税務相談が出来ないのか?

この答えはテキストには書いていなかったりする。

ちょっと税理士法を調べてみると、国税庁のHPに答えが書いてあった。

非税理士により行うことが禁止される税理士業務

問2-1 非税理士により行うことが禁止されている税理士業務とはどのようなものですか。

答 「税理士業務」とは、法第2条において、他人の求めに応じ、租税に関して、次に掲げる事務を行うことを業とする(注1)ことをいう旨規定されています。

税務相談(法第2条第1項3号)

税務官公署に対する申告等、法第2条第1項第1号に規定する主張若しくは陳述又は申告書等の作成に関し、租税の課税標準等(国税通則法第2条第6号イからヘまでに掲げる事項及び地方税に係るこれらに相当するものをいいます。以下同じです。)の計算に関する事項について相談に応ずることをいいます。

出典:国税庁ホームページ

https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishiseido/ihan/qa02.htm

ここまで調べると自分の頭にもしっかり残る。

たた覚えるだけでなく、「何故なのか?」ということを深堀りする。

そうすると、「関連する要素」が増えていく。

要するにヒントが増えるので、より記憶に定着してくれそうなのだ。

 

答えが「✗」の場合は例えばこんな問題になる。

次の記述は適切か答えよ

わが国の国内総生産(GDP)において、政府最終消費支出が最も高い構成比を占めている。

基本的にいかにもそれっぽい文言で問題は書いてあるので、知識が無いとさっぱりわからないはず。

この問題の場合は答えは✗になる。

最も高い構成比を占めているのは、「民間最終消費支出」であるから。

約50~60%を占めている。

では、政府最終消費支出はどれくらいの割合なのかというと、2番目に高く、15~16%を占めている。

実際に内閣府のHPにはGDP速報なるものがある。

2019年10~12月期四半期別GDP速報 (1次速報値)

https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2019/qe194/pdf/gaiyou1941.pdf

PDFで掲載されているので、調べてみるとこれまた「実際に使っている指標なのだ」と実感できる。

ただ民間最終消費支出、政府最終消費支出という言葉を覚えるのはなかなか大変だ。

実際に関連する出来事、この場合だと内閣府のHPにGDPが掲載されているということが、関連知識として身につきそうである。

まとめ

FP3級の試験は比較的容易な内容であったことから、少ない勉強時間でもなんとか合格することができた。

ただ、それで合格したからいったい何になるというのか。

僕の場合、よく言えば自己啓発、反対だと自己満足ということ。

ただそれだけ、と言えばただそれだけ。

そこで終わってしまうのはもったいない。

その反省から、「活きる」知識の習得と「徹底的なリサーチ」が本当は必要だと感じた。

遠回りのようで実際はそうした方法の方が身につきそうである。

膨大な範囲から問題が出題されるFP2級の資格試験。

自分が知らなかったことで、自分の実生活に活かせる知識もある。

そういったことを学べるのが面白く感じる。

学ぶことは面白い。

テストのために勉強することはつまらない。

どちらがいい?

FP3級】教科書と過去問道場だけで試験を受けてきた話【感想】

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