2020年1月に受けたFP技能検定の結果通知書が郵送で届きました。
合格発表はネット上で確認出来たましたが、実際どれくらいの点数だったかは結果通知書の中身を見るまではわかりませんでした。
早速結果から発表していきます。
FP3級 学科試験 45点/60点

日本FP協会から届いた封筒の中に入っていた1枚の紙。それが結果通知書である。
学科試験は配点(満点)60点中、45点という結果に。わーうれしいー。
パーセンテージでいうと75%。
全部で60問出題され、配点は1問1点。
合格点は36点以上なので、9点も余裕があったということになる。よかったよかった。
各分野毎の点数

学科試験は6つの分野から出題されており、配点は各分野10点ずつとなっています。
ここでは各分野ごとの点数を紹介していきます。
単純に、教科書の最初の方の分野は点数が高くて、後ろの方の分野は点数が低くなりました。
苦手だとか不得意とかじゃなくて、シンプルに「最初の方ばかり見ていて、後ろの方はあまりやらなかった」ということが浮き彫りになる結果となりました。
過去問はFP3級ドットコムさんで見ることが出来ます。
https://fp3-siken.com/kakomon.php
1.ライフプランニングと資金計画 8点
いきなり公正証書のことなどが出題されて「マジか」と思ったりもしましたが、意外と得点を取ることが出来ていてほっとしました。
6つの係数はしっかり出題されましたね。よかったです。
「社会保険」と「公的年金」から5問。重点的に押さえるべき問題です。
公的年金に関しては複雑すぎてとっかかりにくかった。もっとシンプルにしてほしいと切に願います。
2.リスク管理 9点
ソルベンシーマージン比率は200%。これは覚えておいてよかった。
保険制度全般から3問も出題されており、これは昨今の保険に関する知識が必要だよ、というメッセージだったのかもしれません。
リスク管理って要するに「保険」のことなんです。
「保険制度全般」「生命保険」「損害保険」から合計7問も出題されました。
3.金融資産運用 9点
金融資産運用は得意科目です。なぜなら外国為替証拠金取引(FX)をやっていたから。
実際の生活に直結する知識というものは、実際やってみるのが一番。
しかもそれがお金につながることなら、めちゃくちゃ知識として身につきます。
債券、株式、投資信託に加えて基本的なマーケット環境に関しての問題が多かったです。
4.タックス・プランニング 7点
税金に関しては、普段の生活でなかなか意識しないので勉強していて新鮮でした。
各種所得の内容から4問出題されました。
退職所得やら配当所得やら一時所得やら。
確定申告や控除など、税金に関してはもっと勉強するべきだと強く思います。
5.不動産 7点
不動産はよくわかりません。実家がアパートを経営している人とかなら強いジャンルなのでしょう。
不動産の取引、法律に関する問題が多くでました。
「カバチタレ」という漫画で、農地転用の話を覚えていました。まさかこんなところで役に立つとは…
6.相続・事業継承 5点
はい、苦手分野です。一番やらなきゃいけないところですね。
贈与と税金、相続と法律、相続と税金で7問でました。
なんせ馴染みがないもので、こればっかりはなかなか苦手です。
実家に相続できる資産が一体いくらあるのか?聞いてみるのいいかもしれません。
FP3級 実技試験 資産設計提案業務 65点/100点

合格ライン60点に対し得点は65点。ギリギリ。
あと2問、間違えていたら不合格だったと考えると、ホントもっと勉強しておけばよかった。
実技試験に関しては20問出題されて合計が100点ですので、1問5点と思われます。
ですが、配点に関してはどこにも記述がないので、ひょっとしたら若干違うのかもしれません。
(僕の自己採点では、13問正解だったので1問5点という結果になっています)
まとめ
学科が45点(75%)、実技が65点(65%)という結果になりました。
勉強の方法として、教科書を読んで、スマホの過去問だけをやってきてこの結果。
ギリギリ合格は出来ましたが、効率の良い勉強方法ではないですね。
ちゃんと過去問をやって、わからないところを教科書で調べる。
それを何度も繰り返しす。
そして「何故この問題が正しいのか、間違っているのか」「どこが間違っていて、正しい数字や言葉は何なのか」というところまで理解しないといけない。
遠回りのようでそれが一番の近道なんだと気づくことが出来ました。
2020年5月にはFP2級検定を受験予定。一発合格できるよう、内容がある勉強をしていきます。