邦楽

NakamuraEmiのライブを体験して「一人の人間」として大きな魅力を感じた話

NakamuraEmi NIPPONNNO ONNAWAO UTAU VOL.5 REALEASE TOUR 2018のポストカード

 

NakamuraEmiのワンマンライブを見て感じたことをまとめていきます。

ライブレポートはコチラ

>> NakamuraEmi 名古屋クラブクアトロでのツアーファイナルのライブを見た

お客さんの7割位が男性だったことに驚きました。

確かに可愛らしい女性だし、女性アーティストのファンは男性が多いのが普通なのかもしれません。

彼女は「ニッポンのオンナを歌う」というテーマで歌っているので、同性のファンから共感を得ていると思っていました。

改めてお客さんの客層を見ていると、「30代以上の男性」に響いているようです。

僕自身もその年代に入っているわけで。

「どうして僕自身が彼女の音楽、歌詞に惹かれるのか?」

このことを考察することで、NakamuraEmiというアーティストの魅力をわかりやすく伝えることが出来るかも知れないと思ってこの記事を書いています。

結論は「彼女の、ものごとに向かう姿勢に共感したから」という答えにたどり着きました。

どうしてそう思ったのか、その理由を書いていきます。

追記

敬愛するライムスターのDさんがNakamuraEmiさんの東京公演について書かれたブログ記事が書かれていました。

>> http://starplayers.jp/rhymester-blog/2018/07/03/

 

1.ライブパフォーマンスの姿勢

 

小さな身体(148cm)を少しでも後ろのお客さんにも見えるように左右のお立ち台に立って歌う。

本当に楽しそうに歌う笑顔もあれば、真剣に伝えようとする必死な顔、本当にいろんな表情が見えました。

アップテンポの曲もあれば、しっとりとした曲もあったり、「死」をテーマに曲や初めて自分のためではなく、人のために曲を書きたいと思って書いた曲(教室)もありました。

一つ一つの言葉を時にアジテーターみたく煽るように、時に耳元で囁くように、時にヒップホップスターのように言葉を乱射していく。

全てが高いレベルで、いったいどこからそんなに声が出ているのかと不思議に思います。

特に「メジャーデビュー」という曲と「教室」という曲で強く感じました。

 

 

メジャーデビューした時の心境をそのまま歌にしたアコースティック・ナンバー。

会場の手拍子の一体感。それはドラムのカースケさんのバスドラムが引っ張ってくれてました。(絶妙なリズム・キープとノリがすごかった…)

 

 

世界はきっと自分がきにするほど興味ないさ

 

ステージ上手にあるお立ち台に立ちながら、目の前にいる一人ひとりに全力で伝えようと伸びやかに歌うNakamuraEmiの姿がとても印象に残っています。

「教室」という曲はこれからのNakamuraEmi さんの楽曲のなかでも重要なピースの一つになるはず。

 

MCから伝わる「伝える」という姿勢

 

アンコールを含めて全14曲を披露したこの日のライブは、僕が今まで足を運んだライブの中で一番MCが多いライブでした。

バンド・メンバーの紹介や曲の紹介、これまでのエピソードや出会った人たちへの感謝。

何度も何度も繰り返し感謝を伝えるその言葉はすべてまっすぐで。

「コミュニケーション」「人との関わり」をテーマにしたということもMCで知ることが出来ましたし、そういった舞台裏を作った本人から聞けるのはとても嬉しかった。

楽器隊との人間関係もやっぱり出てくる音に影響してくると思います。

彼女のMCで、会場の空気は柔らかくなっていい雰囲気。

そして演奏中との熱気のギャップがまた病みつきになりました。

結局演奏しているのも、聞いているのも「人」なわけで。

MCもライブ演奏もある種の「コミニュケーション」なわけで。

ライブの醍醐味の一つとして、MCもあるんだな、と感じました。

 

やれることは全力でやる姿勢

 

本日は週末のお忙しい中、ツアーファイナル名古屋公演にお越し頂きありがとうございます。全22箇所の最終日が名古屋、とにかく嬉しいの一言です。岐阜出身のカワムラヒロシさんが名古屋でもジャズをやられていた繋がりで、デビューのデの字も無い時から名古屋のジャズライブハウスの皆様やお客様に沢山のチャンスを頂きました。そしてデビュー後も音楽だけでなく人間同士の関わり合いを大切にされるメディアとスタッフの皆様に熱く支えて頂いています。その積み重ねのおかげで今この手紙を読んで下さっている皆様に出会えてツアーファイナルを一緒に過ごせた事、本当に幸せです。コミュニケーションというテーマのアルバム。今日は時間を作りここに会いに来て下さったこと本当に感謝です。また皆様に会えるよう精進します。お気をつけてお帰りください。 2018.7.1 NOUV5 TOUR FINAL @名古屋 CLUB QUATTRO NakamuraEmi

 

ライブにいってこんな手紙を初めてもらいましたよ…。

終演後にスタッフさんから手渡されて驚きです。

「自分に出来ることはなんだろう?」と考えられて、それを実行に移して形にすること。

ミュージシャンだから音楽で伝える、というのも一つの姿勢だと思いますが、「ファンサービス」ということでこうして手書きで手紙を書いて頂いたことは嬉しいし、記憶に残ります。

 

ちなみに僕の大好きなバンド「クラムボン」も2015年に「CDをファンに直販するツアー」を行っており、ライブの後にはサイン会行うなど、「ファンとの距離」をとても大切にしています。

そういった姿勢そのものが大きな魅力で、そこが惹かれるポイントですね。

関連記事

>> クラムボン モメントツアー2018 @岐阜 クラブ │ライブレポート

>> クラムボン モメントツアー2017@岐阜クラブルーツ ライブレポート

 

 

NakamuraEmiという「ひとりの人間」のファンになった

NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5 ~Release Tour 2018~ ツアーファイナル │ 名古屋クラブクアトロの案内の紙

 

ライブが終わって2日たった状態でこの記事を書いています。

「なんでこんなに大きな拍手が鳴り止まないんだろう?」という疑問がこの記事を書こうと思ったきっかけでした。

苦労してデビューしたアーティストのツアーファイナルだから?

頑張っている姿に共感したから?

同年代で歌詞が共感できるから?

彼女の歌は基本的に「自分自身」に向けて歌われたものが全てで(前述の「教室」は初めて他人に向けて作られたものだそう)、そのメッセージ性に強く共感したから?

NakamuraEmi の歌詞は、僕が思っていることや感じていることを代弁してくれているから?

僕自身は彼女を応援すること自体が、自分自身を励ましているような気分にもなってきました。

 

 

NakamuraEmi の姿勢は「自分も頑張ろう!」と思わせてくれた

 

 

“スケボーマン”は、30代の男友達と再会したときに感じたことを歌ってるのですが、特に30代に入ると悩む男性は多いんだろうと思いますね。

出典 CINRA.NET 社会人経験を経たNakamuraEmi、すべての男女を讃える歌を歌う

 

30代の男性そのものの僕にはこの曲の歌詞がすごく刺さりました。

ものすごくよく「観察」して、自分が感じたことを深く深く潜って見つめた先に見つけた言葉を見つけて、磨いて、メロディーに乗せて。

 

自分を誇れるようになんないと この儚いものは守れないと思うから

NakamuraEmi スケーボマン の一部より引用

 

僕がうまく言語化出来なかった心情を的確に捉えてくれています。

僕自身にとっても大事な曲になりました。

おそらくあの場にいた皆さんそれぞれにそういう曲や歌詞があって、その感情が万雷の拍手につながったのだと思います。

 

NakamuraEmiのライブにこれからも足を運びたい。

 

彼女が自分自身に向けて書いてきた歌詞、歌ってきた歌は同じ1981年度生まれ、昭和56年度に生まれた同世代の僕にはど真ん中ストレートに響きました。

そしてライブを体験することで、より深く刺さったことを実感しています。

CDだけでは伝わりきらない魅力がライブには必ずあるので、これからも彼女のライブには足を運びます。

 

関連記事

>> NakamuraEmi 名古屋クラブクアトロでのツアーファイナルのライブを見た

>> 【NakamuraEmi】 YAMABIKOが心に響いた話

 

NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5

NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5

NakamuraEmi
2,560円(11/21 04:51時点)
Amazonの情報を掲載しています

 

2018年は「中津川ソーラーフェス」でも見るよていですので楽しみです。

>> 中津川ソーラーBUDOKAN(ほぼ)皆勤賞の僕がその魅力を紹介します!

ABOUT ME
sunny
岐阜 大垣を中心とした西濃地方を中心とした地域ブログ「サニレポ」を運営しています。 音楽と本、使ってよかったモノのレビューもしています。 詳しいプロフィールは → コチラ