「ぴよ将棋の棋譜解析が便利すぎる」という記事を書いて好評でした。
今回はぴよ将棋の「局面を作成する」という機能の紹介です。
ぴよ将棋のおかげで、なんとか将棋ウォーズで4級まで上がりました。更に副産物として、棋譜を読むスピードが多少上がった気がします。
実際まったくの初心者の頃よりは確実に強くなりました!(まだまだ弱いですが)
それではレポートです!
【ぴよ将棋】 「局面を作成する」機能の使い方


アプリを開いて、画面右下のメニュー(三本線)をタップします

メニュー画面になりますので、一番上の「局面を作成する」をタップしてください。

局面編集画面になります。私は「詰め配置」を使用しています。平手配置は序盤の研究や囲い、戦法の練習に使えるかと。

画面右下の「詰め配置」をタップ。ウインドウが出てくるので、「OK」をタップ。

「詰め配置」の初期画面になりました。詰将棋は相手が全ての駒を持っている、という前提(だったはず)ので、とても便利なんです。
この機能を知ったときは思わず「ウヒョー!」とは言いませんでしたが「すげぇなこれ」となりました。

駒をタップすると移動できます。王をタップすると「移動先をタップしてください。」となります。

2二の地点に移動となりました。

同じように相手が持っている駒をタップして、自分の駒台?に移動すると自分の駒に出来ます。

同じように必要な駒を移動します。

アップデートされ、ワンタッチでできるようになりました!
滅茶苦茶便利…! 運営さんありがとう!
さて、ここまで来たら準備完了です。慣れるとここまでの作業は1分もかからないです。
何度も同じ局面を作成することは少ないかもしれませんが、基本的な問題を繰り返すとが棋力の向上につながるのではないか?と思ってます
ちなみにこの問題は名著と名高い「寄せの手筋200」の第1問目です。
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作成した局面を反映させる
準備が完了しましたら、この状況から実際に問題を解いてみます。

赤枠の「反映」をタップすると上記画面になるので、ウインドウの「反映」をさらにタップします。

これで「開始局面」として反映、設定されました。
パターンとして私は
- 本を読みながら棋譜通り動かしてみる
- 正解以外の手を実際に動かして検証してみる
- コンピューターと対戦する形式で問題を解いてみる
正直私はちょっと考えて、直ぐに答えを見ています。それでも充分すぎるくらいに勉強の効果はあります。
「頭金」という言葉も知らなかった私はこうした問題形式を繰り返すことで、「駒の効く場所」と「自分が駒を動かした後、相手がどう動くか?」という事をすごく考えるようになりました。
答えを見ながら棋譜を1手ずつ動かすことがとても大切なこと。
将棋盤を持っていないので、そんな当たり前のことが出来ずにいたんですね。
棋譜って▲3二銀 △2二金 ▲3一桂 △1一玉とか独特過ぎて、頭の中で盤面が再現できないんですよね…何せ初心者ですから
間違っていてもそれはそれでいいんです。初心者なんですから(2回目)
しっかりと考えることそれ自体が大切。それと同時に「形」「パターン」を覚えることも大事・
すごく頭を使いますがそれがまた楽しくて、数学の問題を解くときや、パズルを解く感覚と何となく似ています。
自分で検証する際は、上の画面から駒をタップして動かせばOK。自分の駒と相手の駒を順番に動かして検証ができます
「その駒は動かせません」「手がありません」等のナビゲーションもあります。
作成した局面からコンピュータと対戦する

反映させた後、メニューをタップ。赤枠の「この局面から対局再開」をタップ。

対戦相手を「コンピュータ」にして、レベルを設定。せっかくなのでLV20最強の相手にしています。その後右下の「対局再開」をタップ。

1 ▲2三銀
バトルスタートです!
「寄せの手筋200」はこの盤面が正解として載っており、そのあとは解説が文章と棋譜で書いてあるります。。
ですが、初心者の私にはこの後どうするのかが棋譜だとよくわかりません。
なので実際に動かすことで、「あぁなるほど」となります。1手でも間違えると逃げられますからそれはそれで勉強になります。
ちなみに初手3二金の時点で相手玉は捕まりません。
以下ダイジェストで盤面を貼ってみます

2 △2二金

3 ▲3三桂

4 △1一王

5 ▲2一金

6 △同金

7 ▲同桂成

8 同玉

9 ▲2二金で詰み
1問目からこのレベルですよ…初心者にはハードルが高い(実際のところ全然わからなかった…)。
それでもこのように1個ずつやっていけば「へーなるほどな!」と理解できます。
棋譜だけだと私はちんぷんかんぷん…
まとめ
問題を解くことで棋力、終盤力は確実に上がります!
僕は将棋ウォーズ5級でくすぶっていたのですが、4級まで上がることが出来ました!闇雲に対戦しているだけでは壁にぶち当たります。
なにより将棋の奥深さ、面白さがより味わえる!副産物として棋譜の読み方が早くなりますよ!
35歳から始めて10ヵ月半で将棋ウォーズ3級になった僕がしてきたこと まとめ