中学校時代に特に勉強してこなかった。学年300人中、16番になったことがあるのが今でもちょっとした自慢です。
その時に変な自信がついてしまって、「授業さえきちんと受けていれば、それなりの成績はキープ出来るな」と思うようになっていました。
中学までの英語はなんとなくわかるけれど、それ以降はサッパリ。ちょっと難しい単語(opportunity とか)が出てくるとまったくわかりません。
そんな自分が、何故30代後半になって「とにかくTOEICで800点を取る」と決めた理由を書いていきます。
後悔はしたくなかった
最初に結論。とにかく後で「やっておけばよかった」となりたくなかったからです。
英語をやったって結局意味ない。
今後はAIとかで、英語なんて機械がやってくれる。
もう遅すぎるよ。あと何年かかる?
と先読みのしすぎばかりして、結局やらないのがいちばん後悔するに決まっています。
1年後、3年後、5年後、10年後。「あのときやって置けば今頃は・・・」とずっと思ってきて今に至っています。
じゃあ何をやろうか?と考えた時に、「英語」という選択肢が自分の中であって、それをやる、と決めた理由を3つ、書いていきます。
1.会社の報奨金が出る
僕が今勤めている会社では資格を取るとお金がもらえます。(一万円)
TOEICスコア730か、英検1級のどちらかを取ると支給されます。TOEIC730点のほうがまだ現実味がありそうだと判断して。TOEICを選びました。
TOEICなんて意味がないだとか、英検の方が使えるだとか、それらはもうとにかく置いておきます。
どんなことがきっかけでもいいと思います。
2.ささやかだけれど、役にたつこと
僕は村上春樹をかれこれ20年ほど読んできました。彼の小説だけでなく、翻訳した本も読んでいます。
その中で最も好きな短編「ささやかだけれど、やくに立つこと」を原書で読みたいと強く感じたからです。
村上春樹氏が敬愛し、全ての作品を翻訳した中でも1.2を争う作品。ひとつの物語がこうまえ人の心に訴えかけることが出来るものなのか、と感動したものです。
3.とにかく何かをやらなければ
現在の僕は工場勤務です。これがもう本当につらいのです。毎日毎日同じ作業。来る日も来る日もひたすら同じことの繰り返し。気が狂いそうなのです。
選んだのは自分で、誰のせいでもありません。
じゃあ、今この状況からなんとかより良い方へ向かえるのも自分だけになります。
英語を学ぶことが正解かどうかなんてわかりません。それでもとにかく何かを勉強したいと強く思ったのです。
明確なゴールとしてのTOEIC800
英語ができる=TOEICスコア800。
今現在の自分がどれくらいなのかもわかりません。
仮に100点だとしたら、あと700点スコアを上げればいいことになります。自分の現在位置を知るためにも、まずはTOEICを初受験して参ります。