マンガ・本 のレビュー

【書評】図書館徹底活用術を読んだ感想 1次情報を探せ

この記事では、「図書館徹底活用術」についてのレビューです。

図書館を普段利用する方もそうでない方も、図書館の有効な活用法が学べる本なんです。

今、最強の「情報の宝庫」を使いこなす!と荒々しいコピーが印象的。

図書館徹底活用術との出会い

週に1度は図書館に行って、何かしら本を借りて本を読む。活字ジャンキーにとってはまさに天国的存在の図書館。

本棚の前でブラブラ(ブラウジング)して何か面白そうな本を探すのもなかなか楽しく、ついつい長居することも多い。

何よりも無料で利用できるのがいいんです。本屋さんは有料ですから。

図書館大好きな私が図書館の蔵書を探していたら「図書館徹底活用術」なる本を発見しました!

以下、検索と活用テクニックを書いていきます。

本は棚で見ることを重視!

僕は「あの本を借りよう」と決めて図書館に行くことはほとんどありません。

その時々で興味は変わりますし、本との出会いを求めて図書館に行っている部分もあります。

「なんか面白い本ないかな?」と図書館に向かいます。

そしてふらふらと棚を眺め、しゃがんで棚を観察すると、普段自分のアンテナの外にある本に出会える!可能性があるのです。

最寄りの拠点図書館(以下拠点)だけでなく、隣の市の図書館にも行った時に同じ項目の棚、例えば歴史の棚でも、その棚に並んでいる本が全然違うのが面白いのです。

ですので、たまには違う図書館に行くと新たな発見がありますし、新鮮さを感じられるのでオススメです。

「クラウド上の本棚感覚」な図書館

普段からよくネットで拠点を見ています。監視していると言ったほうがニュアンスが近いかも。

図書館の予約リストに入れておけば読みたい本を確保してくれるので便利なことこの上ないのです。

次から次へと新しい本が読みたくなるのが本好き人間というもの。

正直なところ同じ本を読み返すことは少ないですし、現在は賃貸のアパートに住んでいるので、本棚のスペースも限りがあります。

もちろん図書館にない本もありますが、そんな時には「相互貸借」という制度を利用しています。

岐阜県の場合は、岐阜県のほぼすべての公共図書館で「本の貸し借り」が可能なのですある程度時間はかかりますが、最新の本、レアな本でなければ、大抵借りることができるかと。

また、「リクエスト」して購入してもらうことも出来ます(これは図書館側の判断になりますので、確実ではありませんが)。

僕は予約候補を常に20冊以上登録して、順番に借りていっています。

相互貸借、リクエストは紙に書いて提出しなければならないのが少し面倒…(岐阜県の図書館の場合)。これをネットで出来るようにしてほしいなぁ。

ウェブサービスが充実してきた図書館界

図書館を利用するのなら、ウェブサービスを活用しない手はないです。

空き時間や隙間時間にネットから予約することで、実際に図書館に行ったときに「目的の本」は予約済み。棚の前で「出会い」を求めて至福の時間です。

図書館は2週間に1度程新刊を入荷する(はず…)ですので、新刊図書をネットですべてチェックしています。

タイトルだけで本を探すのは意外とたのしいものですよ。感覚としてはCDのジャケ買いに近いものがあります(私だけかもしれませんが)。

あとはカーリル。便利ですよ!

「レファ協」はおすすめ

これはこの本で初めて知ったのですが、レファレンス共同データベース、レファ協というものがあるもよう。

最新の事例を少し見てみました。こちらのレファレンスはしっかりと調べています。

これってまさに「google」で調べたりしていることですよね?

ただ、ネットの情報というのは信頼度については疑問があります。僕が好きな青年失業家の田中泰延氏は著書の中で

ネットの情報は、また聞きのまた聞きが文字になっていると思って間違いない。

読みたいことを、書けばいい 田中泰延著 より引用

と書いています。ネットで見たり、テレビで見たり、ラジオで聞いたり、人から聞いたり…

それって基本的にまた聞きですよね。そして聞いた元も大体はまた聞きという…かなり本質をついた文章でした。

基本は調べること。学者さん、研究者さんのレベルのような… これやってたら滅茶苦茶調べる力が着きそうですね。事例を読んでるだけで相当面白いです。

レファレンスとは?

一言でいうと、調べものの相談や手助けのことだそう。

「~について、レファレンスをお願いします。」

図書館員さんへこのセリフを言うだけで、新しい発見があるかもしれないとしたら、これはもうやってみない手はないでしょう。

図書館員さんは調べ方のプロですので(実際にはレベル差があるとは思いますが…)早速利用してみましょう。

追記

実際にやってみまして、「目や視力についての本を知りたい」と言ったら、ただ棚の前に案内されて終わりました…

その時は、遠くを見ると目が良くなることは本当なのかを調べたかった。聞き方が悪かったですね。

レファレンスを賢く使おう

いざレファレンスを受けようとした場合、下記のような流れになります。

  1. 質問を受け付けてもらう
  2. 質問内容を担当者が確認し、分析する
  3. 方法を検討する
  4. 最適と思われる情報源を選ぶ
  5. キーワードの選定
  6. 探す
  7. 得られた情報から最適なものを選ぶ
  8. 質問者に情報を渡す

 

このなかで2.が重要らしく、レファレンス・インタビューと呼ばれています。

質問をトレース(復唱)すること、言い間違いや記憶違いに気づくこと、質問者がどこまで知っていて、どこまで知りたいかを見極める

ただ、場合によっては質問者が本当に求めていることは、その人自身が聞きたいと言っていることとは違う場合もある。とのこと。

自分自身が本当に何が知りたいか?というのは自分でも気付いていないことが多いのかもしれません。

これは目から鱗でした。レファレンスサービスは「人」が介在していることが何よりも魅力的。

これはネットでは得られない答えが見つかることもある。それはそれでとても面白いにちがいありません。

ブラウジング…図書館界のかっこいい呼び方

背表紙を漠然と眺めたり、資料を手に取って拾い読みすることを、図書館界では「ブラウジング」と呼び

かっこいいななんか・・・そうか私は「ブラウジング」をしていたのか!

「ちょっとブラウジングしてくるわー」「今度一緒にブラウジングしない?」とか。

病気についての役立つ資料が豊富

例えば自分や家族が重病だった場合等、自宅に資料を置いておくのが…というときにも使える。

さらに「闘病記」等、同じ問題を抱えた人の記録は参考になるし勇気をもらえるかもしれないですね。

講演やセミナーを見逃さない

著名人や専門家が参加する場合もあるし、まったく興味のない世界に踏み込んでみるのも楽しそうですね。

これは図書館に限らず博物館や資料館等でも開催される場合もあるのでチェック。チラシやポスターを眺めるだけでもいいですね。

+@の図書館が増えている?

岐阜県だと、スターバックスが併設されているみんなの森 メディアコスモスがあります。

スターバックス みんなの森ぎふメディアコスモス店の外観
岐阜市 スターバックス メディアコスモス店に行ってきました。スタバで本を読むならココに決まり。JR岐阜駅から車で約10分の場所にある岐阜市の公共施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」に併設されているスターバックスに行ってきました...
【岐阜・岐阜市】ぎふ メディアコスモス 岐阜 オシャレすぎる図書館 毎日通いたい… 「ここいいなぁ行ってみたいなぁ」と思うとかなりの確率で「休み」なことが多いサニー(@sol1963re)です。 嫁さんや友...

先ず建物自体がおしゃれですしコンビニまであるので1日中過ごせます。

他にも愛知県一宮市の一宮中央図書館は、駅ビルの5Fから7Fが図書館というアクセスが便利すぎな図書館。

なんとPM9:00 まで開館してます。超便利。ユーザーファーストな素晴らしい図書館。

地方だと閉館時間がPM6:00が普通で平日に行けやしないのが残念ですね…。

観光名所としての図書館

これも岐阜県の図書館の話ですが、実際に本に載っていたのでご紹介!

大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」のいわゆる聖地巡礼の効果で観光客が大挙して来館した飛騨市図書館や、TVアニメ「氷菓」に登場し話題となった高山市図書館も。

建築としての図書館、という観点も楽しいかもしれませんね。

世界の図書館はとても素晴らしい図書館が多いそうですし、司馬遼太郎記念館みたいに著名な建築家が設計した建物を訪問したいものです。

専門図書館ガイド

そのジャンルに興味がある方にはとても面白そうなところがあったので抜粋してみました!

 

 

 

 

専門図書館のガイドサイトも

まとめ

今まで図書館は「本を借りる場所」という認識でずっと過ごしていました。それって実は、勿体ない!と感じるようにこの本を読んでなりました。

公共施設で、一番身近で一番利用頻度が高いのは私の場合図書館ですし、普段利用しない方でも仕事での調べもの等で活用できるのでは?

TVやネットの情報もよいですが、質の高い、「信頼される調べる力」というのはスキルとしてものすごく有用ですし、それこそ一生役に立つ力かと。

そうだ、図書館、行こう。調べることは、書くことだ。

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sunny
サニーのレポートブログ「サニレポ」運営者。調べることが好き。 詳しいプロフィールは → コチラ