この記事はやってみました!年収100万円の豊かな節約生活術」という本を読んで、「ここが大切なポイントだ!」と感じたことをまとめた記事です。
そのポイントは以下の3つ
この記事で伝えたいこと
- 節約の極意は「我慢を楽しみに変える」こと!
- 自分にあった節約術を考えよう!
- 本やネットの情報をそのままマネしない!
最終的には「くだらない先入観を捨てて、いかに楽しむか?」ことの大切さを学べた1冊でした。
コミックエッセイですので、読み通すのにあまり時間がかかりません。この記事を読んで興味が湧きましたらぜひ読んでみてください。
①節約の極意とは?

お金のことを考えると、まず最初にできることは節約。「節約」と聞くと我慢・ケチといったイメージがありますが、ここでちょっと考え方を変えてみましょう。
とあるテレビ番組で「1ヶ月1万円生活」という企画がありましたが、あんな感じで『ゲーム感覚」で楽しんでみるのもおもしろい。
「おやつは300円まで!」という日本の小学生ならではルールと似ている気がしませんか?
「限られた予算の中で、いかに楽しむことができるか?」駄菓子の組み合わせを考えていたあの時間。
また、「欲しいもの」を決めて、それを手に入れるために日々貯金するのもありですね。そんなイメージで節約を「我慢」ではなく「楽しむ」ことが極意です。
②自分にあった節約術を考えよう
「やってみました!」とタイトルにある通り節約術の先生から学んだ内容を筆者夫婦が実践していく様子が描かれています。
目次からそれらを拾ってみます。
- まず現状を確認しよう
- 市場調査に出かけよう
- 銀行口座をどう使う?
- 私にあうクレジットカードはコレだ!
- 家計簿って必要なの?
- 外食は見直すべきだ!
著者の方はどうしたか?簡単ににまとめましたのでごらんください。
- 「現状の確認」 → 入ってくるお金と出ていくお金の確認を一つずつしています。
- 「市場調査」 → 近所のスーパーの価格やポイントを調査。
- 「銀行口座をどう使う?」 → 貯金専用口座を作る
- 「クレジットカード」 → 年会費4,200円のカードから楽天カードへ
- 「家計簿っているの?」 → 変動費だけ把握できるようにする
- 「外食の見直し」 → 週数回の外食 → せめて 週1回を目指す
人それぞれ「環境」が違います。お子さんがいらっしゃる家庭でも、お子さんの数はひとりなのか?ふたりなのか?
年齢は?性別は?性格は?1つとして同じ家庭はありません。ですので「自分にあった」節約術を考えることが大事なんですね。
③本やネットの節約術を「そのまま」マネしない
この本で「節約の達人」として紹介されている山崎寿人さんはあとがきで以下のように書いています。
テレビや書籍などから他の方の節約術を仕入れようと思ったこともありません。なぜならそれをしてしまうと、試行錯誤しながら自分なりの節約法を見つけてゆく楽しみがなくなってしまうから。
結果的に誰かのマネになったとしても、そこに至るまでに味わった楽しさが否定されるわけではないのですから。
「まず楽しさありき。心豊かな時間ありき。その結果、節約ができれば最高」
中略 成約の中で何をどうすれば楽しく節約できるのかと考え方を修正するだけのことなのです。
「成約の中で」という考え方は「おやつ300円」と同じような考え方かもしれません。あくまでも「楽しさ第一」が著者の最優先事項というわけですね。
僕は何事もすぐやってみるタイプです。すぐにマネをしてみるのは構わないと思います。徹底的に真似することが大事という意見も世の中にはありますし。
工夫があれば節約そのものが楽しみになり、趣味になり、自分なりの方法を確立してゆく事自体が喜びとなって人生を豊かなものにしてくれる
ここで著者が言いたいのは「自分なりに工夫してみよう」ということ。この考え方はとても賛同できます。
人それぞれ環境が違うのですから、まったく同じ方法でうまくいく人もいれば、うまくいかない人もいますよね。
自分なりの方法を見つけられるよう、僕自身もいろいろ考えていきます。
この本から得た「節約とは」

先入観を捨て「楽しむ」こと
節約=お金を使わない=我慢
僕は今までそう考えていました。でも、それでは楽しくないんですよね。
お金を使う=楽しい。これは紛れもない事実。
頭に刷り込まれた「思考、行動パターン」から不必要なものをカットしたり、新たなパターンに書き換えることで我慢を楽しみに変えるという『節約の極意』
感想とまとめ
著者の言う「節約の極意」僕自身の言葉で言い換えると「ものごとを見る角度を変えてみる」「他の方法で出来ないか考えてみる」ということになります。
自分の頭でいろいろ考えることが楽しさにつながるかもしれませんね。phaさんの著書で「人生をゲーム感覚で見つめるとおもしろい」的なことが書いてありました。
例えば仕事中に「今やってるの仕事のゲームで、どれだけ早く書類を作成できるかというミッション中だな。」と捉えたりすると面白いかもしれませんね。人間関係も「どれだけ好感度を上げられるかゲーム」にしてみたり。
物事はすべて自分の物事の見方ひとつでどうとでも変わります。そんなことを学べた1冊でした。